農業に対する熱い思いや、そこに至るまでの道のり、
これから、農業で生きたいと思う人たちへの、熱いメッセージを綴る!

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目次
@サラリーマンの宿命?会社の裏切り
Aストレスが消えていく
B過疎を逆手に取れ
C田舎で子どもを育てる  ふるさとの食べ物を求めて生まれた地に帰る
D田舎で子どもを育てる  服を汚す子は心は汚れない
E田舎で子どもを育てる  山の自然をふるさととして感じる日
F農業ほど自信を持ってできる職業は無い
G田舎暮らしを夢見る人達へのメッセージ
H私は自然の恵みを活かした生活を続けたい
I農業をして暮らしたい人を募集します
J農業暮らし募集の詳細
★過疎を逆手に取れ
 過疎とは何だろうか?
 【過疎】と言う言葉を、ある辞書では〔まばらすぎること〕、〔ある地域で人口などが少なすぎること〕な
どと記されていた。その逆の意味を持つ【過密】という言葉がある。
 それでは人口が少なければいったいどんな影響があるのか?過密している都市などと比較すると、
施設などのあらゆる設備投資が進められない。何をするにしても人が少ない地域では不利だというこ
とである。
 はたしてそうなのか?ほとんどの日本人の考え方とは、お金を稼ぐことを第一条件に生きている。お金
が全てだとばかりに、人口の過密する都市へと向かっている。
 かつて私もそうであったが、以前ほどお金に対する執着心はなくなった。
 家を新築したいなら、自分で技術を習得して建てればいい。
 食べたい野菜類は自分で作ればいい。遠くへ旅行したいなら、日数をかければ新幹線に乗らずに普通
列車で、高速道路を利用せず、一般国道を走れば僅かでも安価で旅行することができる。
夫婦共働きの家庭が、キッチンに立つ時間がなく、レトルトや冷凍食品、または店屋物、コンビニの食材
で済ませることが多い。かたや夫婦のどちらかが家庭に入り、自家栽培の野菜や裏山で採れた山菜、
釣った魚を利用して食卓を盛り上げれば、食費を大幅に削減できるであろう。しかも言うまでもなく味は
買ったものとは比較にならないほど最高な味だと思う。
 過密都市でも多くの問題が取りざたされていることはここで多くを語らないが、過密した地域が良いと言
うわけではない。過疎も良いとは言わない。間違った過疎化対策はしてほしくないと私は思う。
財政事情ばかりを理由に挙げただけの市町村合併なら私は反対である。
一時凌ぎに過ぎず、後世に課題を残すだけである。
 私の知り合いに、指田志恵子さんというフリージャーナリストがおり、その方が執筆した本のタイトル
が「過疎を逆手に取れ」でした。
 この本を書き上げて、私の家に持って来られた時は、会社の仕事が順調な時期で、過疎を逆手に取
ったところで、自分には関係の無い事と思っていた為、本は棚上げの状態でした。。最近になり、その
本を思い出し、読んでいるところです。
 今の私に思うのは、過疎を利用することでした。都会が羨ましいと思った時代とは当然考え方が代わ
り、過疎だからこんな事ができるのだと感じています。
 観光客が全く来ない町村があるとすれば、魅力の無い町村なのかも知れません。しかし、あまり観光
客が多すぎると、困った事が多くなります。地価が値上がりしたり、きれいな場所は観光化され、逆に
ゴミが増え、秘境が秘境で無くなるからです。
 あまり世間に知られていない場所があるからこそ、この町に魅力があると考えています。そのため別
荘としてこの町を利用される方は、私としてはあまり受け入れたくないのが本音です。
 昔は冬の雪に悩まされましたが、今の若い人を見ていると、まるで冬が待ち遠しいような感じさえ見
えます。
 この理由は恐らく、性能の良い4WD車が一般的になった事、冬こそ4WDが活かされる時期という事
じゃないでしょうか。あとひとつは、もちろんスキーやスノボーが流行っている事。かっこいい4WDにボー
ドを積んで、雪道をスイスイと駈け抜けて、彼女をゲットできれば言う事ないですね。
 そんな風に、今は昔と違い、田舎を逆手に取れるのだと、私は確信しています。



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こめこめ農場 丸山俊夫

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