農業に対する熱い思いや、そこに至るまでの道のり、
これから、農業で生きたいと思う人たちへの、熱いメッセージを綴る!

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目次

@サラリーマンの宿命?会社の裏切り
Aストレスが消えていく
B過疎を逆手に取れ
C田舎で子どもを育てる    ふるさとの食べ物を求めて、生まれた地に帰る
D田舎で子どもを育てる    服を汚す子は心は汚れない
E田舎で子どもを育てる    山の自然をふるさととして感じる日
F業ほど自信を持ってできる職業は無い
G田舎暮らしを夢見る人達へのメッセージ
H私は自然の恵みを活かした生活を続けたい
I農業をして暮らしたい人を募集します
J農業暮らし募集の詳細
★田舎暮らしを夢見る人達へのメッセージ
 都会の生活に問題を感じ、田舎の生活をしようと、この能生町に訪れる人も多い。
確かに都会より物価が安いから、不動産も気軽に買うこともできる。空気がきれいなら、水もうまい、地元の農作物や魚もうまい。都会人から見れば田舎の全てが新鮮に映ることであろう。数日間の休息で田舎を訪れるならそう感じるであろう。
 しかし生涯をこの地で暮らすとなると、話は別である。経済的にも、精神的にも決して楽では無い。 経済的な面では、地方の平均所得額は、当然都会より低い。精神的なことを言えば、近所付き合いが無ければ、村八分にされるかも知れない。場合によると変な噂まで作り上げてくれる事もある。近所のおばあちゃんのお茶飲み中に、「あそこの人は東京で貧乏して、こっちに越して来た」とか、「○○教団の信者らしいよ」とか。
 私も、若い頃はこんな田舎が腹立たしく思ったりもした。しかしこれほど見事な物語(?)を制作してくれるには、それなりの原因があったのだ。
  @近所付き合いはしない。
  A共同作業はしない。
  B挨拶はしない。
  C部落の集会、行事には参加しない。
 上記の行為を貫く人が住み着くと、物語の主人公に抜擢されるようである。これは都会から越して来た人だけが対照になるわけでは無い。地元の人でも同じである。その人に不満を抱くうちに色んな噂話を出して、不満を解消しようとしているのである。

 少なくとも現在能生町に住み着いた都会人は、私の知っている限りでは、そんな噂は出ていないようである。そんな好感を与えてくれる方は、やはり上記の項目は積極的に参加し、逆に都会で培った(些細な)技術や智恵を提供して、地元の人達を喜ばしている。
 そうなればしめたもので、野菜が採れたからとおすそ分けをもらったり、庭の草むしりをしてくれたり、留守にしていても宅配便を預かっていてくれたり、年頃の娘さんがいれば、嫁入り先まで心配してくれる(苦笑)のである。

 結論は、人口の少ない土地で生活するとなれば、協力しあう事が最も大切な事である。

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新潟県糸魚川市能生3341-41
こめこめ農場 丸山俊夫

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