農業に対する熱い思いや、そこに至るまでの道のり、
これから、農業で生きたいと思う人たちへの、熱いメッセージを綴る!

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目次

@サラリーマンの宿命?会社の裏切り
Aストレスが消えていく
B過疎を逆手に取れ
C田舎で子どもを育てる  ふるさとの食べ物を求めて、生まれた地に帰る
D田舎で子どもを育てる  服を汚す子は心は汚れない
E田舎で子どもを育てる  山の自然をふるさととして感じる日
F農業ほど自信を持ってできる職業は無い
G田舎暮らしを夢見る人達へのメッセージ
H私は自然の恵みを活かした生活を続けたい
I農業をして暮らしたい人を募集します
J農業暮らし募集の詳細
★田舎で子どもを育てる
   (2)服を汚す子は心は汚れない

地元保育園のメダカ獲り遠足
メダカ欲しさで、こめこめ農場の田んぼに
向かっています。
 このタイトルは少し極端ですが、今の若者は自己中心的な若者が多い。殺人やストーカー行為をして、簡単に収入や快楽を得ようとする。これはその人の幼少期の育て方に、原因があると考えられる。つまり親が、殺人やストーカーを犯すような子供に育て上げた結果である。つまりは子供が親の身代わりとなってしまった被害者なのかも知れない。 子供を勉強させて、良い大学に入学させて、一流の会社や官庁に就職させようと、考えていることが間違えであった。その考え方は今でも、日本人の多くの親達に引き継がれている。
 ある日、東海大教授の秋山仁先生の講演を聞くチャンスがあり、話しを聞いてきた。
 日本の大学生ほど、勉強のできない学生はいないと言われた。狭き門をくぐる為に猛勉強をして(またはさせられて)、合格した翌日から頭の中は空っぽ状態だそうである。いわゆる一夜漬けの勉強、もしくはそれに近い勉強をしてきたからである。当然全ての人がそうではないが、秋山先生の講義に参加する3分の1が、比較的前の席を陣取り、真剣に講義を受け、3分の1は後列で雑談をしている生徒、残りの3分の1は中層だそうである。日本を除いた多くの国の学生は、勉強をする為に大学へ通うのに対し、日本の大学生は卒業資格を得る為に、大学に進んでいるのが現実である。当然親も資格を取る事で、全て良しとするのである。日本のそれぞれの学校でも、教え方は、「勉強を教える」。当然のように感じるが、日本以外の先進国の学校では、勉強をする気にさせる事に、努力しているのである。

泥んこになってお芋ほり
地元の保育園の保育活動で
 前置きが少々長くなったが、多くの親達が、間違った育て方をしている原因のひとつとして、豊富なマニュアルが手に入るが為に、目や耳や口や鼻や心等の、体全体を利用した体験等を取り入れた勉強、心を癒すような勉強をさせてなかったのである。
 そんな気持ちから、タイトルにある言葉を書いたのですが、私は私の子供の頃のように、服が泥んこになるまで遊んでも良いと、逆に泥んこにならないようなゲーム等の、インドアの遊びは最小限にしてほしいという気持ちを強く持ち、また親も、服を泥で汚すことを、叱らずに目をつぶってほしいと思っています。
 田舎の土や自然の豊富な土地で、植物や昆虫を見ながら、楽しく遊ぶだけで、のびのびとした子供が育ち、大人になっても他人を思いやる正確の持ち主になり、犯罪のない社会ができると思っています。 間違ってはならないのは、本当の自然をできる限り受け入れたアウトドアであって、高いお金を使って設備や遊具を持たせて、安全な対策を施した場所へ出かけるのでは、ほとんど意味がない事である。
 もっとも現在の田舎でも、親達は自然を受け入れようとしていない人が、多くいることは言うまでも無い。できる限り田舎らしく生きようというものではなく、田舎はダサいのだから、都会風に生きたいという大人が大勢いるのは事実である。私も以前はそうであった様に。

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こめこめ農場 丸山俊夫

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